幼児期に、レゴブロックで遊んでいる子は、多いと思います。
レゴブロックを、沢山つないだり、外したりして遊ぶと、指先の巧緻性(器用さ)を育みますので、幼児期のブロック遊びは、おすすめと言われています。
また、指先をしっかり使うことで脳が活性したり、「何を作ろうかな?」と思い描きながら作ることで、創造力も鍛えられますよね。
でも、これから紹介する”レゴブロック”は、幼児教育として、習い事でも活用されている思考力を育むものなんです。
幼児教育に使用されているレゴブロックとは?
「レゴ®エデュケーションシリーズ STEAM PARK」は、幼児向けの学習玩具!
教育現場でもよく使われている「レゴ®エデュケーションシリーズ」ですが、
ここでご紹介するデュプロは、小学校以降に、レゴブロックを使って実体物のプログラミング学習をするシリーズの「幼児向け知育玩具」となります。
だから、ただレゴブロックで遊んでいるようでも、親の声掛け一つで、思考力を育み、理科(科学)や算数の分野の領域を、遊びを通して学んでいく方法があるのです。
幼児期に、このレゴブロックで学んだことが、小学校から始まるプログラミングの学習を始める前の準備に繋がっていきますので、声掛けのポイントを、ぜひ、抑えておいてもらいたいと思います。
デュプロ® プログラミングトレインセットで、”かず”のおけいこ!
幼児の好きそうな列車をつなげ、その上に、レゴブロックの荷物を載せていきます。
数字に対応したブロックのかずだけ積んでいけるように親がサポートしてあげます。
小さな”数字の量”が把握出来るようになったら、かずの分解と合成を教えてあげます。
このような「かずの1対1対応」の学習は、様々な知育玩具でできますので、お家にあるもの、レゴ以外でやってみるのもいいかもしれませんね。
【レゴブロックを使った、かず のおけいこ例・規則性の学び方の例の参考動画】
科学実験:物が転がる理由とその仕組みについて学ぶ
この学習では、”物体が転がったりすべったりする原因”について考えます。
幼児には、
滑り台は、どうして、
「身体」や「物」が、上から下に滑り落ちるのかな?
と、質問をして、子どもに、
そう言えば、どうして?
と、「不思議に思う気持ち」
「自分で考えてみる」
ということが大事です!
だから、すぐに、答を言わず、できるだけ考えることを促してみましょう。
その後に、この「くるくるゆうえんちセット」を次のように設置してみます。(お子様と一緒に、やっても構いません。)
このスロープから滑り落ちる車は、
どの辺りで止まるでしょう?
お子様に、想像させてから、発進させてみるといいですね!
車が止まった場所に、何らかの印を残し、
次に、この車のスロープ部分が、
それよりも「長く」・「高く」したものを横に並べて競争させてみるのもいいでしょう。
スタート地点の高さや長さが変わることで、滑り落ちる距離にどのような変化があらわれるでしょう?
お子様に、想像させてから、滑らせてみましょう。
このように、長さや高さが変わることで、平地に下りてから進む距離が変わることを体験することで、理科の”力学”分野や、重力を実体物で学習することができます。
また、車ではなく、表面のツルツルしたものや、ザラザラ(摩擦が生じるもの)したもの、重さの違うものなどを同じスロープの距離と高さで滑らせて、チカラの働き方には様々な条件があることも教えることができます。
物が動いた距離を書き込むプリントとして、レゴエデュケーション公式サイトの(PDF)が役に立ちます。
条件が分かってきたら、
- どうすれば車をはやく進ませることができるかな?
- どうすれば車を遠くまで進ませることができるかな?
- 「10」より長い距離を走らせるためには?
と、次の課題を与えてみるのもいいでしょう。
【デュプロ®くるくるゆうえんちセットの遊び方例の動画】
歯車の学習
レゴブロックの中にある”回るパーツ”を全部取り出してみましょう。
レゴブロックを組み立てるとき、
この「回るパーツ(歯車)」があると、どんな時に、役立つかな?
と、お子様に問いかけて見ましょう。
その時に、様々な機械製品にも、このような”歯車”が使われていることを教えてあげましょう。
そして、集めた歯車をすべて使って、
どれか一つを動かすと、すべて回転するように並べられるかな?
と、チャレンジさせてみましょう。
すべて上手に並べられているようなら、回転させて、
1つ1つの歯車が、「右回転」と「左回転」のどちらの方か?
調べてみましょう。
隣り合うものは、反対に回転していくことを学習できますね。
このような歯車の回転方向は、小学校受験の学習にもあるものです。
「どれかを回すと、遠くにある歯車の回る方向は?」
「大きな歯車と小さな歯車をかみ合わせるとどうなるかな?」
などという問題を、塾ではプリントや黒板に書いた説明で教えられることが多いですが、
実体物を使って、自分の目と手で確かめながら学習できるのは、とても良い経験だと思います。
その知識と仕組みを使って、後日のレゴブロック遊びの自由な組み立てを楽しめば、
歯車の動き方が、一層理解されやすくなるでしょう。
歯車を使って、その効果が活かされた作品ができたら、
お母さんにも見せてね!
と、意識して、歯車を活用させた作品を促すのもいいでしょう。
自由なブロックの組み立ては、子どもは”遊び”の中なので、プリント学習と違って”勉強させられている!”という気持にならないところが、よりおすすめな点と言えますね。
※歯車は、「くるくるゆうえんちセット (45024)」で行なうことができます。
「LEGO デュプロ くるくるゆうえんちセット」は、どこが安い?
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もし、親自身が上手に説明する自信がない場合は?
このような学習に取り組む働きかけのやり方が分からない場合、習い事としてさせてあげる方法もあります。
幼稚園年長くらいから小学校低学年を対象にした教室【自考力キッズ】は、全国40都道府県約500教室あります。
【自考力キッズ】は、学校教材メーカーのアーテックが運営していて、
・パズル
・ロボット
・プログラミング
の3つの習い事がまとめて学習できる教室になっています。
【自考力キッズの動画】
このように、使用するブロックはレゴではなく、アーテックオリジナルのもになりますが、歯車や、パズルによる図形認識力・空間把握力・プログラミングのカリキュラムが、トータルで学習できるようなカリキュラムが組まれていて、
様々な算数・理科の分野を実体験を通して、楽しく学習していくことができる教室です。
ご興味のある方は、無料体験ができますので、お近くに【自考力キッズ】の教室があるか?
こちらから、ご確認頂けます。(※全国の教室検索⇒)
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まとめ
同じ遊びのブロックの作品でも、何か意識するところが違うと、それは、子どもの無意識のうちに、思考力を育てる遊び方にも繋がっていくということです。