中学受験をお考えの小学生低学年のお子様のいるご家庭では、中学受験に向けて、どのような教材や塾がいいのか?
結構、悩まれる方も多いですよね。
中学受験準備の”図形”に関して、よく候補に挙がっている「玉井式・図形の極」はどうなの?
そんな疑問を解決できるように、カリキュラムや評判について調査してみました。
玉井式・図形の極とは?
玉井式国語的算数教室・図形の極の開発と世界的評価
「玉井式・図形の極」は、全国展開されている学習塾「玉井式国語的算数教室」の図形に関するイメージング力を養うための教材です。
この教材を考案をされた玉井満代氏の著書には、
などがあり、書店で目にされたことがあるかもしれません。
これらの著書の中で、算数の単純な計算問題は、反復練習によって早く解けるようになるが、文章題になると途端に解けなくなる子どもが多い。
その悩みを解決するにはどうすればよいか?
それは、公式を暗記するのではなく、公式の意味を理解させて解くことだ!
とおっしゃっています。
【2分で分かる玉井式】
しかも、小学校低学年は、言葉から頭の中でイメージする能力がまだ育っていない年齢なので、
国語の長文問題、算数の文章題、図形をあらゆる角度でイメージできるアニメーション教材を開発されました。
それが、玉井式の特徴となっている“イメージする力”を鍛える教材です。
現在では、そのイメージング力を鍛える教材の効果が、世界的な評価を得て、インド、アメリカ、タイ、ベトナム、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、香港、韓国などでも採用されるようになりました。
日本では、奈良育英小学校が、初めて授業に導入しました。
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言葉のイメージング力とは?
「ことば」を、脳の中で映像化しながら読むことが出来ることを「イメージング力」と言います。
このようなことは、大人は、当たり前に出来ているため、子どもの頭の中で、どの程度、映像化されているのか?想像がつきませんよね。
それを試す方法として、あなたのお子様に、初めて見る物語文を、音読させてみましょう。
【低学年の読解力を試す方法】ー初めて見る文章を使用すること!
詰まり詰まりで、文節のおかしなところでよく区切っているようなら、イメージング力は、足りていない可能性が大きいです。 スラスラと読んでいるようでも、助詞など、読み間違いが多いようであれば、映像化されず、文字を音にしているだけの可能性があります。 読み終えた後、ストーリーに関して、あらすじを言えるか?そのほか、2~3の質問をしてみましょう。 初めての文章でも、意味のまとまりごとに区切りながら、1回読んだだけで、あらすじや、物語の説明ができるのであれば、イメージング力が育ち始めており、鍛え方次第で、読解力もさらに高くなります。 逆に、意味のまとまりで区切られることなく、言い間違いが多く、たどたどしい読み方ならば、初めて見るテスト中の文章を、そのようなたどたどしい読み方をしているため、 間違いが多かったり、国語の長文問題(初めて見る文章)を最後まで読めなかった!などということにもつながります。 |
このような確認は、小学校高学年で読書が趣味でも、長文問題の点が取れない子の読解力のレベルを調べる方法にも良いそうです。
映像のようなイメージングがされないと、助詞や語尾などの読み飛ばしがされ、多読書をしているようでも、
しっかり、正しく内容を理解していないため、国語の長文問題で点が取りにくくなっている可能性もあります。
例えば、
「私は」(私以外については、触れていない)
「私が」(私のみ)
「私も」(私以外にもいることを意味する)
このように、文字が一つ違うだけで、意味が大きく異なりますよね。
特に、算数の文章題で言えば、
「10を超えた数字」「10ずつ」「10以内」「10まで」「10未満」「10より」
など、「10」は含まれるのか?含まれないのか?
算数の文章題が苦手な子は、数字のあとの語尾まで意識して読んでいないことも多いみたいです。
※中には、文章題の最後の部分「合わせていくら?」=「足し算」、「いくつ残っている?」=「引き算」
だけを見て、「足し算」か「引き算」かを判断し、途中の文章を読み飛ばしているケースもあるそうです。
このように、小学校1年生レベルは、1桁2桁の数字の足し算・引き算もイメージできない子が多いため、算数の授業では、通常、実体物(磁石やイラスト、おはじきなど)で、物が増えたり減ったりを学習をします。
しかし、簡単な「かず」や「ことば」なら、年齢とともに、理解できるようになっていきますが、中学受験レベルの「算数」や「国語」は、
大人がテキストを見ても、難しいと感じるほどの難易度の高いレベル内容なので、大人レベルと同等か、それ以上のチカラが必要になってきます。
そのため、難関中学受験の塾などでは、低学年の教室や高学年(受験コース)のオプションとして、この「玉井式国語的算数教室」を用意している塾も多いのです。
インスタやYouTube動画で、イメージングストーリー&問題の一部が公式アカウントで公開されています。
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【国語的算数教室 新3年生バージョン・ストーリーサンプル】
図形脳・イメージング力とは?
一方、図形構成力、空間把握力は、パズルや立体積み木などで、幼少時から鍛える方法もありますが、
そのようなチカラを養うことなく中学受験の算数の図形問題に取組むと、非常に苦しむお子様が出てきます。
図形をイメージングするチカラは、立体を正面から見てるだけで、左右・後ろ側・上側からなど、見えない部分まで頭の中でイメージできるチカラのことを言います。
中学受験問題は、立体図形は、複雑な形だったり、平面図形も、自分で線を書き足して、計算式を書けるように、様々な角度で図を見ることが必要になってきます。
また、立体図形を点や辺で切断すると、切った断面はどんな形をしているのか?
立方体をはじめとした多角形の展開図が、頭の中で、組み立てたり、広げたりできるか?
プリント学習だけでは、とても身に付かない能力が必要とされます。
すべてを実体物で確認できればいいのでしょうが、問題の数だけ、実体物を用意しきれませんし、テスト中に、実体物を使うこともできません。
すべては、頭の中で、図形や立体図形を想像しながら、解く糸口を探さなければいけません。
その助けとなるのが、イメージング力と言えます。
この「図形の極」は、その映像をアニメーションで見て、疑似体験してもらいながら、様々な図形のイメージトレーニングを行ないます。
テキストに出る図形の一部が、こちらの動画で確認できます。
【図形の極の紹介動画】
図形の極の学習の流れ
図形の極は、無学年式教材で、自分のペースで進めることができます。
テキストは、10級から1級までの10レベルに分かれています。
「分野別実力確認テスト」や「進級検定試験」をクリアするごとに、次のステップに進級して、レベルを上げていきます。
中学受験の図形問題を解くのに必要なサイコロ、積み木問題、投影図、展開図形など、難関中学受験問題を解く時に、役立ちそうな図形認識問題が多数含まれています。
「図形の極」についての評判
インスタ、Twitter、ブログなど、様々な評判や口コミを調べてみました!
図形の極は、受験勉強で難易度の高い図形問題を解くための図形脳を育てるもので、各難関中学の受験問題や過去問対策をするものではないため、中学受験の合否にどれだけ役立ったかは、不明とします。
しかし、取り組みをはじめて、「塾の図形問題を解けるようになった」「図形問題が理解できないため、小学4年生・5年生の児童が、塾(教室)でやっている図形の極を追加で受講するように勧められた!」などの声は多数見られました。
それらの声の一部をご紹介します。
紆余曲折ありましたが、受験は難関私立連勝の大成功。
しかもお茶の水附属に対策全く無しの状態で合格しました。娘曰く、算数教室が効いた、図形に苦手意識が無くなった。算数の問題には何通りも解き方がある事が小さいうちに分かったとの事。玉井式で算数脳が出来上がったのかもしれません。公文算数とは全く別のアプローチで楽しかった様です。
今中学生ですが、図形は比較的得意です。
やはり内容はとても良い◎
平面図形、立体図形、展開図、角度、この4種類の問題が10級にあるのですが、特にちんぷんかんぷんだった立体図形と展開図が、図形の極の動画のおかげで、急にスラスラ解けるようになりました。想像の仕方がわかったのかしら。我が家は図形の極を、通塾ではなく通信でやっています。
玉井式「図形の極」オンライン受講について
コロナ禍により、玉井式「図形の極」が、現在、オンライン受講ができるようになっています。
玉井式の公式サイトでは、玉井式「国語的算数」「図形の極み」「国語的理科」の詳細をご覧いただけるほか、
教室検索、「図形の極」オンライン受講の案内、「図形の極」体験版テキストの申込みなどもできます。
小学1年生~小学6年生
「図形の極」専用教材を用いての家庭学習+テスト実施+zoomスクーリング
小学校低学年のうち、あるいは、中学入試準備中の方は、こちらの公式サイトより、資料や無料体験版などをお申し込みできます。